思い出の向こう側

好きなものや思い出について書いたりしています

IN NEUTRAL

田中ヤコブの新譜「IN NEUTRAL」が良い。

 

1曲目の「sadness fanclub」からもう田中ヤコブが溢れている。

「楽しいことが続いたら 悲しいことが起こってしまいそう 起こってしまいそう」

楽しさの裏にその後に来るだろう悲しさを意識してしまう癖のようなものは私にもあって、悲しみ中毒みたいなものだと思っている。最終的には悲しみに行き着くというか、結局悲しみに浸っている時間が嫌いではない、みたいな。

田中ヤコブの音楽にはどこか暗さが漂う。痛みや悲しみを知っている人の音楽だなと感じる。それこそ中島みゆきとかCoccoとかもそうだけど、そういう人の音楽が私は好きだ。

 

2曲目の「夢からさめて」も同じような空気があって好き。「誰かの嘘も気づかないように耳を塞ぐ」とかいいですね。間奏の「タラタタン」って感じの音が好きです。

 

3曲目は「今は今を生きるとき」。田中ヤコブを知るきっかけの曲で、田中ヤコブを好きになった曲。「あ、今俺生きている」みたいな感覚を持てる時ってすごく幸せを感じるんだけど、そういう感じですこの曲。「今を忘れる瞬間、今を生きている」

好きなのでまた貼っておきます。

 

4曲目の「陰翳礼讃」はちょっと捻くれてる感じがあって、そこまで刺さらないのは多分私がどちらかというと「”ありのまま”で生きてきた」からなんだろうか。「さあ虚無と手を繋いでいこう この自由から卒業さ」はクスッと来るけど、今の私にはわからない感覚ではある。

 

5曲目の「外は春の雨が降って」は雨の音楽で、音が好き。特に間奏がいいですね。

 

6曲目が「心の焚き火」。「心の薪が溜まって腐っていく なんとかしなくちゃね 僕の想いは心の焚き火で燃やしてしまおうね」という最後の歌詞がいいですね。ここまでのどこか陰鬱な流れ、あるいはそういう人生をなんとかしなくちゃね、と歌っているよう。

 

そして「SIP」というインスト曲を挟み、8曲目が「サイクルズ」。以前記事で書いた、NegiccoのKaedeさんに提供した曲のセルフカバー。とても好き。KaedeさんVerももちろん好きだけど、また違った良さがある。「宇宙の片隅 地球の端の端くれ」や「日はまたどうせ沈んでみたり昇ってみたり」みたいなどこか開き直って自分を生きている感じがすごく好き。このアルバムにあっては明るさがスパイスとなっている。


 

 

9曲目は「リタイア」。「あーこのままありのままでいいかい?」とか、「オレノタソガレ in my room もう先が見えないや 淡い幻 in my dreams あーもう戻れないや」が好き。諦めというか虚無感というか。あと「陰翳礼讃」では「ありのままで生きてきたあなたにはわからないことでしょうね」って歌っていたところからの変化も面白い。

 

10曲目の「みょんパン」はぬいぐるみを歌った歌で、ぬいぐるみが好きな私としても親近感のある曲。「僕は僕の心 君に入れて映してる」

 

11曲目が「きかい」。「カギをかけたあなたの心を 開ける何か探すたびに 心は遠く離れてく」に胸がキュッとなる。「目抜き通りは 俺が歩いていい道じゃなかった」なんて、陰鬱から抜け出そうとしたけどできなくてやっぱり俺は日陰者なんだ、みたいなものを感じる。「何か起こったかい?何も起こらなかったんだね 何か変わったかい? 何も変わらなかったんだね」

 

12曲目の「Guraduate?」では苦しみから抜け出して別れを受け入れているかのような心を歌っている。「お別れだね 寂しいけれど 次の素敵な世界へ 探しに行こう 見つかればいいね」なんて綺麗に歌っておきながら、「守るべきものがある不自由さが 羨ましく見えたりするのさ」と未練を口にし、「何も言えずにただ苦しみの中に答えを探して 目指せないよ 楽園なんてね」と続く。ずっと明るい曲調だからこそ、その痛みが映える。「Guraduate?」の”?”がここに表されているような気がしている。でも2番では「メソメソすんなよ」という君が残した言葉を頼りに前へ向いているので救いがある。好き。

 

そして最後の曲、「遠乗り」。めちゃくちゃ好き。

この曲は2010年に作られ、当時出していた私家盤に入れていたら評判だったものらしい。私家盤めっちゃ聴きたいな。あと19歳でこの曲を作っているのすごい。それを今回引っ張り出して録り直したらしい。

「長い長い冬さえ 終わりは切ないものさ すきま風が吹こうが 肌を刺すことはない」がすごく好き。英題が「My Liverty」なのもいいですね。

とりあえずこの曲だけは聴いて。

 

 

全編通して好きが溢れている。私はどこか暗く諦めを湛えて、でも生きようと時には泥臭くなる、結局愛のあるこの世界観が好きなんだなぁ。あとこの曲たちを、全楽器の演奏や録音含めて全部一人で、家で作ってるのほんとすごい。なんでそんなことができるんだ。

 

そういえばヤコブさんがインタビューで、自分のルーツの一つとしてMy Little Loverに言及していたのがすごく嬉しかった。あとHomecomingsのラジオでヤコブさんの名前が上がっていたのも嬉しかったな。多分、自分の好きなもの同士が繋がっている感じがすごく喜びというか幸福を感じさせるんだな。嬉しいですね。

 

 

始まりに

年が明けてもう12日。

ゆっくり過ごした年末年始から、仕事も始まり少しずつ日常へと溶け込んでいく日々の中で、特に書くこともなくここまでやってきた。書くこと自体は色々とあるんだけど、そこまで書く意欲がない。

多分、2022年の振り返りを書いたことで燃え尽きたというか、吐き出しきって息が続かなくなっているようなものだと思う。まあ5000字も書いたしね。こういうのは去年の5月にも経験済みなので、まあ想定内というか、焦ったりすることはない。とはいえ何も書かないままだと動き出せないので、軽く最近のことについて書いておきます。

 

尾道プリン

食べたいと願っていた尾道プリン。尾道市ふるさと納税をして、ついに返礼品として届きました。

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食べたらめちゃくちゃ美味しかった。牛乳と卵が濃厚ですごくクリーミー。さらに途中で付属のレモン汁をかけると、今度はまろやかに甘酸っぱくなって、これまた美味しい。いやー頼んで良かった。また尾道に行った時には真っ先に食べたいですね。

ガラス瓶には花でも挿して窓際に置いておこうかな。

勉強

ちょっとだけ動き出せました。平日は仕事終わりに2〜3時間くらい勉強できるといいな、と思っているんだけど、今はまだ1時間くらいしかできていない。普通に仕事で疲れていて、寝落ちしちゃったりしている。ただ今まで勉強が習慣化できていなかったところからなので、ここから体を慣らしていければいいかな。来週には2時間勉強できる体にしていきたいですね。

あとは受ける大学院をどうするか、とかも具体的に考え始めた。一つは心許ないしいくつか受けるつもり。まあまだ決まってはいないけど。

余談ですが、(東京じゃなくて京都の)乃木神社に初詣をして御神籤を引いたら、学問の項は「危うし 全力を尽くせ」でした。これほどまでに言い当てられることある?その通りすぎるので、肝に銘じて頑張ります。

 

聴いてる曲

最近ですが、ほとんどずっとHomecomingsを聴いています。どっぷりハマっちゃった。

どちらも心を洗うようにすっと流れていく。いいですねぇ。すごくいい。好き。

 

それから、紅白で聴いて好きだった曲。玉置浩二はすごい。あと時代遅れの〜は、見たかったものを見てる感じでよかった。ラストロックスターズの方がなんかなぁって感じだっただけに。

 

 

そして佐藤千亜妃。きのこ帝国の人ですね。きのこ帝国が好きだった分、ソロを聴くのは少し抵抗があったけど、最近ようやく聴くようになった。「rainy rainy rainy blues」がいちばんのお気に入り。サビがクセになる。あとは「リナリア」も好き。きのこ帝国の時より優しげな音になっている気がする。

 

ふう。書き終わった。吐き出したあと最初に書くのは、好きな曲を軽く書くくらいがやっぱりちょうどいいや。これでまた歩き出せる。

2022

2022年を振り返るブログです。

今年はなんだか過ぎるのがとても早かった。いつの間にか一年が経っていた、そんな印象。

1月

どんなだったか全然思い出せない。おそらく前年12月の続きで、沈んだ心を抱えていたような気がする。でも「冬来たりならば春遠からじ」を感じていたっぽいので、少しは落ち着いてきていたのかな。

ライブにも行きました。阿部真央竹原ピストルSUPER BEAVERの三組が出てたやつ。

今年はたくさんライブに行った年だったんだけど、その始まりはこれだった。楽しかったな。

2月

仕事のせいでだいぶ心に余裕がなかった。言葉もうまく出てこなくなってて、結構怪しい状態だった。頭のネジを飛ばしたいなんて言っていたのは割とヤバそう。

でもなんだかんだ楽しかったっぽいのは、きっとライブにたくさん行ったから。2月はZARD、ラッキーオールドサン、家主に行った。どれも良かったな。特に家主は最前で見たのもあって最高だった。ちなみにそのツアーの音源が配信リリースされているので是非。

家主 - INTO THE DOOM (Live)

 

今年全体を通して、ライブに行きまくったおかげで精神を保てていた節はあると思う。音楽と酒は薬です。羊文学にハマり出したのもこの辺だけど、この頃はなんだかんだずっときのこ帝国ばかり聴いていた気もする。

あとこれを書いていたということは、多分この時点では仕事辞めてぇって気持ちが強かったんでしょうね。早く降りたいなと思って書いているから。

 

3月

抜け出せないしんどさの中にいた。きのこ帝国の「ありふれた言葉」に支えられていた。仕事がマジで色々としんどかった。多分、”ありふれた言葉”で良いのにその言葉すらないままに働いていて、誰が支えになってくれるでもなく、ついにちょっと折れてしまった時だったと思う。任された仕事から逃げてしまっていた。ワクチン3回目のあとで、副反応は全然なかったけど後遺症的な感じで体調も割と参っていて、もう最悪だった。会社の人、こっちが精神的にしんどそうなの全然気にかけてくれないし、褒めることもしないんだもんな。そういうところがこの会社の居心地の悪さで、自分の心と身体をこの会社では守れないと思った。この3月で働き始めて1年になったわけだけど、よく1年持ったなという感じ。

そういえばこの頃から、体調が悪かったら病院に行くようになった。それまでは金がかかるしで敬遠していたけれど、体を壊さないようにちゃんと医者に診てもらうのは自己投資だという考えになった。これは自分の身体は自分で守るという意識が強くなったからだと思う。自分の人生を自分主体で生きられるようになったとも言え、少し大人になったのかもしれない。眼科や耳鼻科、循環器内科に行っていた。アレルギー検査を受けたのはこの頃だったか。軽い花粉症(スギとかイネとか)が発覚した代わりに、あると思っていたキウイアレルギーは値が出なかった。

ライブは乃木坂の北野日奈子卒業コンサートに行った。一つの区切りになったコンサートだった。

 

4月

後輩ができた。これはすごく大きな変化だった。私は2年目なのになぜか新人の教育係を任され(もちろん他の先輩や同期と一緒にだったが)、そのうちに教育を中心的に担うようになっていった。これは今まで会社が新人教育を疎かにしすぎていたことによるものでもあるんだけど、教える適正みたいなものを認められ、一つ居場所ができたような感じになった。教育の中心になっていったのも、この教え方なら任しても大丈夫って思ったかららしく、そういう感じで褒められる機会も少し増えた。とはいえまだ1年しか働いていないので技術的にも知識的にも全然足りていないことが多く、全てを教えられるわけではない。でも訊かれる立場になったことで勉強しなきゃいけないなぁと言う気持ちは強くなり、結果的に成長できたように思える。まあこれは4月というよりはそこから今までの話にはなるんだけど、でもこのタイミングで変わったと思う。

先輩方の空気感も変わり、居心地が少し良くなった。1年働いて少し余裕ができたのもあると思うけど、徐々に労働への抵抗感というか、しんどさみたいなものが薄れてきたかもしれない。

あとは桜を見に吉野に行ったりした。綺麗でした。

ライブは新山詩織、家主に行った。家主は2月に続いて2回目で、これも最前で見ることができて最高でしたね。新山詩織は活動休止明けのライブだったんだけど、休止前の音楽が好きだった私にとっては少し違うなぁって感じでした。方向性の違いってやつですかね。

 

5月

5月は自分の中で色々なことの整理がついたり、前へ進めるようになった、2022年では結構大事な月だった。

彼女にオンラインカウンセリングで会ったのは厳密に言えば4月終わりのことではあるけれども、消化して形になったのは5月。いや、これを書いている時はまだ悩みや迷い、未練が色々なところにあるか。少しずつ動き出して、前を向けるようになったのはもう少し先の話。

他には、仕事からの帰宅中にチャリでこけて顔に傷を負い、その影響でか光視症のようなものに悩まされたりしていた。そこで眼鏡が壊れかけたのを契機にコンタクトに乗り換えたので、20年くらい続いていた眼鏡人生が終わったのは結構大きい変化だった(今でも眼鏡にするときはあるけど)。

映画は「シン・ウルトラマン」を見ましたね。3回見たかな。良かったです。

ライブはCoccoMr.Childrenに行ってきた。それぞれについては記事書いたしまあいいか。楽しかったね。

 

6月

特に大きな変化はなかった。が、ここで書いていた記事を見返してみると、なんだか疲れていた感じ。帰りたいけど帰れないとか、人間でいるのをやめたいとか。そういう波の中にいたんだろう。

出来事としては、友達に会いに広島・山口に旅行に行ったりしていた。楽しかったな。

あとは27歳になりました。30が近くなり、年齢を感じて焦りを覚えだしたような気がします。友達との退職RTAに負けたのもこの辺だったので、余計に。でもすぐにでも辞めたいって気分ではなくなっていたので、この頃には居心地が改善されていたんでしょうね。

ライブは羊文学に行ってました。良かったですね。これも書いていたのでもう一回書きはしない。

 

7月

大学院を受けようと心に決めたのがこの時。まあまだ全然勉強できていないけど。大丈夫かな。

あとは父母ヶ浜に旅行したりしていた。めっちゃ綺麗とはいかなかったので、いつかまたリベンジしたい場所でもある。

それから下旬にコロナにかかりました。最初は喉に違和感があり、どんどん痛くなっていった。明らかに声もおかしい感じだった。熱はほぼなかったが、これは発症直後に解熱効果ありの喉薬を飲んだからかもしれない。夏風邪だろうと思っていたものの、職場でもコロナが流行っていて、当然ながらすぐ休むべきだった。が、ちょうど納期が切迫していた案件を一人で抱えていて、誰かに引き継げる状況にできておらず休むに休めない状況だったから、体調不良をおして出勤していた。今思えば色々とダメとしか言いようがないけど。で、必死に頑張ったのだけれど、その納期は私が体調を崩し始めた頃には1ヶ月延びていたらしく、そのことを納期前日に知らされた私は部署間連携の取れてなさにブチ切れ、もうこの会社辞めたいなと思いながら、体調はまだ悪かったので翌日から休んだ。そして検査を受けたら陽性だったので頭を抱えた。ダメじゃん。

陽性確定してから保健所に連絡を入れたけど、いつまで療養とかって返答があったのは発症から10日が過ぎてからという……。まあもう回ってないんだなという感じでしたね。基本的には自己判断するしかないような形で、医療崩壊を感じていました。そもそも検査を受けるのにも一苦労だったし。あと強制的な休みの期間は普通に有給を使わされるのでそれも嫌だった。

 

この月は色々疲れてましたね。ちょっと余裕もなく、仕事も回っていなかったような気がする。

ライブは倉木麻衣と乃木坂に行っていました。乃木坂のライブでおそらくコロナを貰ったんじゃないかという気がするのだけれど、これは会社の人には言えなかったな。楽しかったんですけどね。

 

8月

今との距離が近づくにつれ、振り返りにくくなる。この辺から怪しさが増してくる。

仕事的では、デジタル改革的なのの外部研修に行かされ始めました。ここから11月まで毎週のように研修を受けに行っていたのは、気分転換的には良かった。でも怠かったし、これのせいですぐに会社を辞めにくくなってしまった。仕事自体は結構カツカツでやばかった時期でもあり、大変だった。

お盆に帰省したりしたけど特にいうことはないか。ないですね。

ライブはあいみょんと乃木坂に行ってました。どっちも非常に良かった。

あとははてなブログのトップページで記事が紹介されたりして、読んでくれる人が増え始めたのもこの頃。

自分のためだけに綴った言葉が、自分の知らないうちに広められ不特定多数に読まれていくのは最初はとても怖かったけれど、でもちょっと慣れましたね。

 

9月

仕事はカツカツ。辞めたいなぁって気持ちはマシマシだったが、外部研修のせいでタイミング的に難しかった。むしろなかったらスッと辞めてたかもしれない。

9月はライブにたくさん行った月だった。

Perfume阿部真央浜田省吾スピッツ(ロックロックこんにちは、ゲストはSHE'SとHump Back)で4回。浜田省吾は最前を引き当てて本当に最高だったな。スピッツは久しぶりだったけどやっぱり楽しかった。誘ってくれた友達に感謝。その友達と訪れた宇治で、ついに新しい赤い傘を買ったのも結構大きな出来事でした。

Perfumeは声を出せないもどかしさはありながらも楽しかった。

阿部真央は圧倒されました。一曲目アカペラで始まってその歌声に圧倒され、その勢いのまま二曲目三曲目でもう泣いてしまった。本当に感動した。阿部真央のライブ見るのはこれが3回目だったけど、今回がダントツで良かった気がしていた。静かすぎて阿部真央が緊張してしまうくらいには観客は声を出さずにいたのに、その分のエネルギーが手拍子とかにぶつけられてて、会場に圧倒される感覚があった。なんかね、すごかったんですよ。

楽しんでいた一方で

こんなことを書いていたりもした。結構波が大きかった時期だったのかな。この文章はお気に入り。

 

10月

この月は旅行とかお出かけが多かった。近場では比叡山や美山を訪れたりしたし、岡山の美作に行ってバッテリーの聖地巡礼をしたりしていた。あとは記事でも書いたけど白浜に行きましたね。結構充実していた月だった。

これは美山。

これは美作にある、バッテリーで出てくる新田市営球場のモデルとなったところ。少年野球をやっていた。

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ライブは乃木坂のアンダーライブと、ラッキーオールドサンに行っていました。アンダーライブは以前ほどの熱を感じなくて少し残念。ラッキーオールドサンは最高でしたね。

HomecomingsとかLaura day romanceに出会ったのはこの頃。出会えて良かったなぁ。

仕事は何やってたっけな。もう忘れた。なんとかなっていたのかもしれない。

 

11月

入社して1年半、初めて会社の人との飲み会があった。色々な話をする機会が今まで全然なかったから飲み会大事ですね。あと頼りになった先輩の退職もあって、今後結構頑張らないといけないなぁという感じになっていた。

乃木坂の齋藤飛鳥卒業は大きめに心に傷跡を残していった。つらいです……。

映画は「左様なら今晩は」を見ていました。

ライブは片平里菜Cocco、Laura day romanceに行っていました。Laura day romanceは立命館の学祭にゲストで来るということで行き、短い時間のライブだったけど楽しかったな。「happy end」と「Sad number」を聴けたので大満足でした。片平里菜Coccoについてはまあ記事書いたしいいか。最高でした。

 

12月

ようやく終わりそう。長かったな。

11月からではあるけれどW杯をよく見ていました。日本は惜しかった。フランスーアルゼンチンの決勝は凄かった。語彙力ねぇな……。

中旬には美術館でミュシャを好きになり、Homecomingsのライブを堪能し、愛媛を旅し、しまなみ海道を走破し、尾道で「左様なら今晩は」を楽しむという贅沢なひと時を過ごしていた。良い時間でした。

仕事はぼちぼち。下旬に少し体調を崩して大変だったけど、それ以外は特にいうことがない。

映画は「THE FIRST SLAMDUNK」を見ました。スラムダンクは好きだったけど、なんか前評判が悪かったので躊躇していたやつ。でも見てみたらすごく良かったですね。リョータは漫画では深掘りされていなかったキャラだけど、作者は一番好きなキャラだったんだろうなぁとか。後はやっぱり山王戦のラストシーンを映画で見れた価値は大きい。

他のライブは乃木坂の5期生のに行っていました。これで今年は合計25回。多かったけど、おかげで楽しく一年を過ごせた気がする。来年も変わらずいけたらいいな。

 

 

一年を通して振り返ると、なんだか楽しかった反面、体調を崩すことも多く、結構波が大きかったなという印象。そしてあっという間に終わっていた気がする。成長があったというよりは、楽しさを享受しているだけで時が過ぎてしまった感じで、前に進めていないような気持ちになっている。要は焦りです。

内省する余裕はやはりあまりなく、日々を過ごすので精一杯という感じではあったけれど、去年よりは余裕が生まれ、以前のように胃薬を飲んで働くということはなくなった。少しずつではあるが、働いて暮らすという感覚が体に馴染んできたのかもしれない。楽にはなった。

けれど、私はこの仕事を辞めてみせる。とりあえず大学院に受かって、正々堂々と辞めたい。それが来年の目標です。まだ迷いとか揺らぎとか色々あるけれど、来年こそそういうものを断ち切って頑張れる自分になりたいな。

 

それでは、よいお年を。

左様なら今晩は

前回の続きです。

 

しまなみ海道を走り終えたあと、尾道駅前の商店街を1キロほど東に行ったところにあるお好み焼き屋「手毬」にて昼ごはん。15時には閉まってしまうので、ここに間に合わせたくて急いでいたのでした。

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細い路地にあるこの店を全然見つけられなくて5分くらい探し回った。
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砂ずり、海老、イカが入った名物「手毬焼」はめちゃくちゃ美味かった。平日の昼下がりにも関わらず、常連さんで賑わっていた。こういう地方の店で常連さんたちの会話を聞いているのって楽しいですよね。

 

お腹を膨らませた後は海岸の方を少し自転車で走った後、シネマ尾道へ。

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映画の街尾道にある、情緒のある映画館。この街はこういう文化がすごく好き。

そこで見たのは、
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尾道がロケ地の「左様なら今晩は」。これをここで見たくて、尾道までやってきた。この旅の目的はこれでした。

実はこの映画を見るのは今回2回目で、1回目の時は大阪で舞台挨拶付きの回だった。

それがすごく良かったので是非ともこの地で見たいと思った。シネマ尾道も作中に出てくるし。あとさっきの手毬焼も作中に出ていたので、聖地巡礼だったのでした。

 

以下映画の感想です。

 


あらすじとかそういうのは公式サイトからどうぞ。

 

・久保史緒里さん演じる幽霊の愛助が可愛い。ピュアさの表現がいいですね。あと備後弁が可愛い。儚げな空気感が幽霊っぽくもあり、人間のようでいて向こう側の存在なんだっていうのにぴったりだった。

萩原利久さん演じる陽平が人間として少しずつ変わっていくというか、最初は薄っぺらいというかあまりいい奴じゃないなぁって感じだったのが、他人に興味を持ち始めて好きになっていってっていう変化が繊細に描かれているのがとても良かった。あそこまで人に熱くなれる人間だったんだ……ってなるところがいいですね。初めて人間を大事に思えた感じとか。まあ相手は幽霊なんですけど。

・誰かの生きてきた物語を知りたい、というのは今の私が思っていることでもあって、だから愛助の物語を知りたいっていう感情を持ち始めた陽平にすっと感情移入できていた。いいタイミングで出会えた映画かもしれない。

・映画全体で言えば物語としての起伏はそこまでなくて、言ってしまえばストーリーは割とわかりやすい。だからこそ繊細な表情や態度の変化が際立つというか、そこがなくては映画として成立しない気がする。主演二人をはじめとする演者とそれを作り上げた監督の腕だなぁという感じ。

・その穏やかさとかは尾道の街がぴったりだと思った。そういうところが好きで、私はこの街に住みたいと思っていたし(結局京都に住んでいるけれど)。

・突然現れて大事になった頃に消えていくのは、ヒカルの碁に出てくる佐為みたいだなぁなんて思って見ていた。ヒカルの碁では本因坊秀策の生地として因島が登場していたし、どこか近いものがあるのかもしれない。

・ラストシーンというか、陽平が尾道を去る時に最後にシネマ尾道へ来るのがいいですね。あの陽平の横顔が妙に印象に残っている。

 


見終わった後、帰るまでは少し時間があったので薄暗くなった尾道の街を歩き、余韻に浸っていた。作中でも出てきた、久保さん絶賛の尾道プリンは残念ながら定休日で買うことができず、仕方がないので駅のお土産屋さんでレモンプリンを買った。福山から乗った新幹線の中で食べたそれは美味しかったものの、私が食べたいのはあの尾道プリンなんだよなという気持ちでいっぱいになった。

とても悔しくて、ふるさと納税の返礼品に選んじゃいました。年明けには届くそうなので今から楽しみです。

 

しまなみ海道リベンジ

12/12。しまなみ海道を自転車で縦断してきました。

 

3年前にも一度チャレンジしていて、その時は途中でリタイアしてしまっていた。

今回はそのリベンジ。Homecomingsのライブを見に行った足で大阪南港からフェリーで愛媛の東予港へ。11日は一日松山をぶらぶらして、今治に投宿。晩飯には焼豚玉子飯を食べました。

前回は重松飯店だったので、今回は白楽天へ。f:id:GoodNightAngel:20221218234113j:image

美味しかったけど、重松飯店の方が好みだった気がする。

あと今治焼豚玉子飯世界普及委員会の作ってる地図に重松飯店が載ってないんですが、仲悪いんですかね?

 

そして翌朝。7時に宿を出て、バスでしまなみ海道スタート地点であるサンライズ糸山のサイクリングターミナルへ。前回は今治駅スタートだったけど、今回は尾道にできるだけ早く着きたかったのでこちらから。距離的には今治市街地の6キロくらい短いのでズルっちゃズルだけど、まあいいや。それくらいは許してほしいというか、実際スタート地点はここだし。

8時に受付が開くのを待って、レンタサイクルを借りた。クロスバイクにした方が良かったんだろうけど、荷物があったからカゴが欲しかったのでママチャリを選択。ここまでは3年前と一緒。一応前回の反省を踏まえ、できるだけサドルが柔らかいものをチョイスしてもらった。といっても気休めレベルだけど。

 

そしてスタート。ここから尾道までは70キロ。f:id:GoodNightAngel:20221218234146j:image

できれば14時くらいには尾道に着いていたいので、6時間で70キロ、時速12キロくらいが必要になる。普段の通勤ではママチャリで時速14キロくらいなのでそれよりは遅くていいけど、高低差を考えるとあまり余裕はないどころか結構厳しいかもしれない。

尾道までは島を繋ぐ6つの大きな橋を渡ることになる。さすがにママチャリを漕いで橋の上まで上がるのは無茶なので、その上りは押して歩くことを考えた。そうすると1つあたり1キロの上り道として、計6キロ、1時間。残りの64キロを5時間で時速13キロ。なるほど微妙なライン。頑張らないといけない。

 

スタートしてすぐに来島海峡大橋

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綺麗ですね。前日は少し気分が落ち込んでいたのだけど、それが洗われるような青。

起伏の多い大島をヒイヒイ言いながらなんとか2時間弱くらいでクリアし、伯方・大島大橋を越え、入った伯方島でコンビニに立ち寄り、朝食を確保。ここまではめちゃくちゃしんどくて、しかもちょっと予定より遅れている計算。最悪やもう諦めたいなんて思っていたけど、でも諦めるわけにはいかなかった。

ちょうど前日に

 これを書いていた。こんなことを書いておいて翌日にすぐ諦めるわけにはいかない。

朝食を食べたらエネルギーが充填されたのか、だいぶ楽になった。頑張るぞという気持ちで必死に漕いだ。とはいえ、伯方島大三島はコース的には距離が短く、起伏も少ないのでだいぶ楽だった。

そして11時ごろ、県境の多々羅大橋f:id:GoodNightAngel:20221218234257j:image

県境かつ大体中間地点でもあるので、3時間ちょっとでここなのは割とギリ。ペースは前回とほぼ同じだけど、あの時よりはまだ体に余裕があって、これはいけるんちゃうかという気持ちになっていた。

広島県に入った生口島は、めちゃくちゃ走りやすかった。起伏全然ないし、基本海岸を走れるから気持ちいいし。最高。
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生口島を1時間でクリアし、これが生口橋

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入った因島はサイクリングロードが割と高低差あってしんどかった。何の花かわからないけど咲いていた花に癒された。この辺は気力で頑張っていた。
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そしてこれが最後の橋、因島大橋。13時ごろ。
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最後の島である向島は、ゴールが近づいているからか、一向に進まない感じがしてキツかった。あと何キロ、の表示がなかなか減らなかった。

そして向島から尾道への最後の道、駅前渡船。ここまで本当に長かった。
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船に乗り込み、5分ほどで尾道駅前へ。
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ゴールしたのは14時前。目標時間よりも早く着くことができた。

本当にしんどくて、諦めようという気持ちが顔をもたげたり、何でこんなことを始めてしまったのかという後悔が何度も訪れていた。でも諦めずに走り切れたことが、きっと私を強くしたと思う。きっとこれから頑張っていける。いや、頑張らなきゃいけない。頑張れたんだから、きっと大丈夫。

 

尾道でのことはまた書きます。