思い出の向こう側

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浜田省吾のライブに行ってきました

先日、ロームシアター京都で行われた浜田省吾のファンクラブ限定ライブに行ってきました。最高でした、という話をします。

 

このファンクラブ限定ライブ、

『100% FAN FUN FAN 2019 "Journey of a Songwriter"since 1975 Welcome back to The 80’s Part-1 「 終りなき疾走〜ALL FOR RUN」』

というタイトルなんですが、浜田省吾の80年代前半の曲”のみ”で構成されたものです。

前年は70’sだったんですが、私としては70’s以上に80’sの曲が大好きで、特に今回の前半に作られた『Home Bound』『愛の世代の前に』『PROMISED LAND 〜約束の地』の3枚のオリジナルアルバムとライブアルバム『ON THE ROAD』がとても好き。となれば行くしかないでしょう、という感じでファンクラブに入り、無事チケットを確保してワクワクして公演の日が来るのを待っていました。

 

いよいよ当日。本当はこの日までに卒論を書き終える予定だったんですが、怠惰な正月を過ごした結果全然終わらなくて微妙に虚無でした。

そんな現実を全て無視して入場して席へ向かうと、近い。わーい。一階の真ん中よりちょっと前くらいだったので見やすくてとても良かった。久しぶりのライブ参戦で少し緊張。

 

 

 

そして開演。

一曲目はいきなり「終わりなき疾走」、最高。好き。疾走感溢れるこの曲で一曲目からめっちゃ盛り上がった。何よりめっちゃかっこいいのよ、浜田省吾さん。

 

独立記念日」「反抗期」「あばずれセブンティーン」と盛り上がる曲が続き、会場も温まっていった。

 

そして「アルバムの中にひっそりと佇む曲で、好きな歌です」という感じの紹介で「恋に落ちたら」。この曲ほんと好き。疾走感溢れる曲や悲しみを漂わせる曲も好きなんだけど、こういうしっとりしたラブソングもいいんですよね〜。

 

愛という名のもとに」。これも好き。聴き入ってしまう。てか基本好きな曲しかない。

 

「DJお願い!」「バックシート・ラブ」「さよならスウィート・ホーム」はアルバム『PROMISED LAND 〜約束の地』での流れをそのままに。この流れも好き。特に「バックシート・ラブ」は「車は兄貴の70年型」って会場で一緒に歌ったりするところが好き。盛り上がるんですよね。

 

「愛しい人へ」はバラード。しっとりしたこれも名曲。聴き惚れる。本当にね、『PROMISED LAND 〜約束の地』は名曲揃いの名盤ですよ。

 

そして休憩。前半だけでもとても濃い。

 

第二幕は打って変わって弾き語りで始まって、「丘の上の愛」。これもまためっちゃ好き。ずっと好きな曲。バラードなんですけどね、弾き語りによく合う。聴き惚れつつテンションが上がりました。

 

そして「唯一のヒット曲」という紹介で、「悲しみは雪のように」。

実はこの曲が『愛の世代の前に』に入っていることをすっかり忘れていたので、今回聴けるとは思ってなくて本当に驚いたしとっても嬉しかった。私が浜田省吾を好きになった最初の一曲。これもまた弾き語りだったんですけど、途中会場中で声を合わせて歌ったりと本当にね、いい時間でした。

 

そして「防波堤の上」「陽のあたる場所」と続き(この辺も好き)、

「OCEAN BEAUTY」〜「マイホームタウン」。この流れがライブで聴けるとは…!最高でした。

 

「東京」。これも本当に好き。ああいい。

「明日なき世代」で盛り上がり、「ON THE ROAD」。これもライブ定番曲だけどめっちゃ盛り上がるんですよね。ゾワっとくる。好き。

凱旋門」をしっとり歌い上げて本編終了。でもまだ終われない。

 

 

アンコール。

 「今夜こそ」〜「土曜の夜と日曜の朝」、アンコール最初は盛り上がるこの二曲。いい…いい…。

 

そして「ラストショー」。会場全体で合唱。本当に素敵。あの空間はやっぱりライブですよ。ライブに行かなきゃ味わえない。ラストに相応しい曲でアンコールは終わり。

でもね、まだ終われないですよね?

 

 

ダブルアンコール。「家路」。この曲があるから、この曲でライブを終えられるから、このライブが完成すると言っても過言ではないと思う。

アンコールはバンドメンバーでやっていたけれど、ダブルでは浜田省吾さん一人、ギターを抱えての登場。弾き語り、そして会場のファンとで大合唱。ああ最高。

「家路」でライブを締めるということ。それは本当にこれが最後の一曲だということを会場の全員が認識し、その最後を噛み締めながら声を合わせて歌うという儀式のような、そんな神々しい瞬間。幸せだなぁと思った。

 

というわけで最高のライブでした。「終わりなき疾走」から始まって「ラストショー」「家路」で締める、こんな美しいライブもなかなかないでしょう?ああもう一回行きたい。少なくとも円盤が出たら秒で買います。

そして今後も続く80年代後半以降も好きな曲ばかりなのでまた参加したいですね。On The Roadのツアーも、続けてくれるそうなのでまた行きたい。

 

あの空間に入られた幸せな瞬間、生きてる意味という感じがした。