思い出の向こう側

好きなものや思い出について書いたりしています

書きたいこと

最近、書きたいことがありません。書きたい気持ちはあるのに。

 

何か書こうかな、と思っても何も思い浮かばない。

困った。

別に書きたいことがなければ書かなくていいわけで、困ることでもないんだけど、何かを書きたい気持ちだけが宙に浮いてモヤモヤする、そんな感覚を抱いている。

 

その感覚を抱いてしまう理由は、インプットが少ないからだろうと思っている。

新しいものに触れることが少なくなった。勉強もしていないし、本を読むことも減ってしまったし、音楽も前から聴いているものを繰り返し聴いたりしている。この御時世で家にずっと篭っていたから、旅に出て知らない土地を歩くこともなくなってしまった。

 

そしてずっとアウトプットをしているばかりだった。しょうがないんだけどね。

就活をしていて、ESを書いたり自己PR考えたり面接で自己開示したり、そんな日々がずっと続いている。アウトプットの繰り返し。

「自分はこんな人間です」というのをひたすら説明する。そしてその自分像は就活期間中は矛盾がないように変わらないほうが楽だ。同じ説明を繰り返すほうが疲れないし。

だとしたら自分を変えないようにしたほうが楽だ。

 

そんなことを考えてか、インプットが減っていった。楽だというだけでなく、そもそもインプットに充てる精神的余裕がなかったということもある。

 

だけどそれじゃ駄目な気がしてきた。アウトプットを続けていたらなんだか息切れしてきたんだ。きっと呼吸と一緒で、ちゃんと吸い込まなきゃ吐き出せない。何かを書きたいならいろいろなものを吸収しないとね。

それに、インプットをしない人生をしていたらつまらない人間になってしまう。というか面白くない。楽しくない。

 

 

だからちょっとずつ増やします。新しいことに触れる時間を。

何をしようかな。

 

とりあえず勉強をちょっとずつできたらいいな。心理学はまだ知らないことだらけだし気長にやろう。

 

本も読もう。今、ヘミングウェイの『日はまた昇る』を読み始めたところだ。他にも何冊か積読しているものがあるしちょっとずつ読んでいこう。

 

旅はなかなかできないけれど、街を歩くときはイヤホンを外して周りをもっと見るようにしようかな。何かが見えるかもしれない。

 

音楽も今まで聴いていなかったような歌手の曲を聴いてみよう。今は片平里菜を聴き始めた。もっと触れていこう。

 

興味のアンテナを大きく広げておこう。

 

そして何より、いろいろなものを考え続けよう。考えるのをやめてしまわないようにしよう。

 

世界は知らないことだらけだ。世界を閉じてしまうには早すぎる。

なんでもいいから吸収できるように、余裕を持っていきたい。変わることを恐れずにいたい。

 

吸って吐いてを繰り返してくうちにきっと目の前には鮮やかな景色が広がる。そんな景色を想像していたらなんだかワクワクしてきた。人生はこうでなくっちゃ。