10/9。
ラッキーオールドサンのライブ「HOME MADE CONCERT」を見に行ってきました。
ラッキーオールドサンについては以前書きましたね。
この時以来二度目のライブ。楽しみだった。
場所は絹延橋うどん研究所の2階。うどん屋である。
このうどん屋は1階がうどん屋で、2階はカフェ兼ライブハウスになっている。そこの2階でのライブだった。
ここは実は数年前から行ってみたかったうどん屋だった。ただ、関西とはいえ微妙に遠く、絹延橋方面に行く用事もなかったことで結局行かずじまいだった。
それがそのうどん屋でラッキーオールドサンがライブをやるという。行かない手はなかった。
とはいえ、ライブが始まるのは16:30。うどん屋の営業は昼だけで、14:00に終わってしまう。うどんを食べに昼に行って、そこから夕方まで待つのも冴えない。結局うどんを食べられないのかなぁと思っていた当日朝。
うどんキッチン&カフェ 絹延橋うどん研究所 - 2022年10/9 ラッキーオールドサン HOME MADE CONCERT にお越しの皆さんへ
こんなお知らせが。
ワンドリンクならぬ、ワンうどん。初めて聞いた言葉だし、今後も出会うことはそうそうないだろう。食べたかったうどんも食べられるし、ラッキーオールドサンの音楽も聴ける。最高じゃないか。
開場より少し前に到着。外は土砂降りだったので、店内で待たせてもらえることに。有難いですねぇほんと。
そして開場。うどん屋の中から階段を上がると、
そこはライブハウス。とても落ち着く空間でした。近所だったら普通にカフェとして通いたいくらい。あと受付をラッキーオールドサンのお二人が普通にやっているので、なんか緊張しちゃった。
これがワンうどん。夏野菜の揚げ浸しのぶっかけうどんで、大変美味しかった。
ライブが始まる前に、うどん屋の店長(研究所なので所長と名乗っていた)から挨拶。「うどんとライブが好きで、こんな店を始めて11年になりました」って言ってて、もしかしたらずっと先の未来の私の姿かもしれないなぁなんて思っていた。
色々な想いを噛み締めながらスタートしたライブは、もうセットリストも覚えていないのでちゃんとは振り返れない。まあでもそれがライブの一回性であって、それだけその時を生きることに集中できていたことの証でもある。
何曲か、印象に残っていた曲について書きます。順番は曖昧です。なんなら本当にやっていたかすら怪しいかもしれない。
前書いた記事で、最近のお気に入り曲として挙げていたけれど、それが今回聴けてすごく嬉しかった。
この歌声に出会えて良かったよ、ありがとう。五月山の向こうの空の上まで聞こえているかな。 pic.twitter.com/Xju07DLIrT
— 絹延橋うどん研究所の所長 (@kinuuken12) 2022年10月9日
・街の人
ライブで聴いてあまりにも良くって、恥ずかしながら曲名がわからないので片っ端から聴いて探し当てた曲。すごく良かった。今でもずっと残っている。
”さようなら お元気で 遠くから願っているよ 名前も顔もない 街の人に挨拶した”
ハーモニカが印象的。軽やかなメロディーもいいですね。
・ミッドナイトバス
アンコールの曲。やっぱり好き。
二人だけで奏でられる音楽はすごく濃密で、とてもいい時間だった。ライブ行くと盛り上がって楽しい!ってことが多いんだけど、ラッキーオールドサンの場合はそういうのとは違って。噛み締める感じというか、生きている喜びというか、幸福感というか。こういう時間を大事に生きていたいなって思えるような空間で、魂が洗われるような気持ちになる。
少しずつ暗くなっていく窓の外を眺めながら優しい音に浸っている空間は、なんだか秋だった。
変わらず素敵な音楽をありがとうございました。