思い出の向こう側

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旅に出なくなってしまった話

旅が趣味だった。だった、というのはここ最近全く旅をしていないから。そして旅に出ようという気持ちが全然湧いてこなくなってしまったからでもある。

 

夏休み。なのに家に引きこもってばかり。友達と遊んだりはしているけど、旅には出なかった。忙しかったわけではない。むしろ暇を持て余していた。だらだらと夜更かしをし、朝から夕方まで寝てまた夜更かしをして1日が終わる。そんな日々。野球を見る、動画を見る、ネットサーフィンをする。せいぜいそんなもの。

 

ひとり旅しかしないので誰かとの予定が合わなかったとかそういうこともない。

ただ旅に出る気分じゃなかった、それだけのこと。

 

いつも夏には18きっぷを買ってどこかへ出かけていた。一シーズン5〜10日分使ったりして。行きたい場所があるときもあったけど、特になくて駅に着いてから方向を決めて列車に乗ってから降りるところを決めるような旅も多かった。

 

今だってそれをしたら多分楽しい。それはわかってる。

でも踏み出せない。

 

行きたい場所が特にない。どこも同じような気がしてしまう。未踏の県がもう長崎だけになっているのもあってだいたいどこも行ったことがあるような気分になってしまう。

わざわざ行かなくてもいいか。そうして出かけないでいるうちに夏が終わってしまう。

 

旅の何が好きだったのだろう。それを思い出せたらまた出かけられるかな。

行きたい場所が見つかるといいな、旅も、人生も。