思い出の向こう側

好きなものや思い出について書いたりしています

夕凪

3連休にちょっとだけお出かけしてきました。

 

初日の土曜を無為に過ごしていた時、なんだかどこかへ出かけたくなった。

どこでも良かった。でも思いつく場所はどこも行ったことのある場所ばかりで、そこに行っても感動はあまりないかもしれない。いつも通りのいつもの場所になってしまう。

綺麗なものをみたいな、と思った。美しさに心を動かされるような場所に行ってみたい。できれば行ったことのないところ。それでいて日月と1泊2日だから遠すぎないところ。

 

というわけで、選ばれたのは父母ヶ浜でした。

父母ヶ浜は香川県三豊市にある砂浜で、日本のウユニ塩湖と呼ばれている。要は水鏡がめっちゃ綺麗なところです。父母ヶ浜では干潮の時にできる潮溜まりが鏡の役割を果たしてくれ、瀬戸内海だから海も穏やかで風が止みやすいので綺麗になるらしい。

しかも調べてみると、天気はそこそこ良さそうで、夕暮れ時と干潮のタイミングがちょうど重なる。ドンピシャのタイミング。

懸念材料は人が多いだろうということと、駅から遠いということ。

観光バスはあるものの高い(往復1000円片道でも1000円、しかも予約なしでは乗れるか怪しい)し、一番安くて便利そうだったコミュニティバスは何故か日祝運休(これに乗ろうと思っていたが当日に調べて気づいた、痺れ不可避)という罠。

タクシーは最寄駅から2000円はかかる。

というわけで選ばれたのは、駅から徒歩(70分)でした。

これが上から見た父母ヶ浜。人が多い。この潮溜まりに空を反射させて綺麗な写真を撮るわけです。

綺麗な砂浜。

だけどなんか綺麗な写真が撮れない。夕凪を期待していたもののこの日は風が強く、水面は波打ってしまっている。太陽は出ているものの、沈むところには大きめの雲があって綺麗な夕陽は望めない。おまけに1人で来たから映える写真に必要な被写体もいない。

諦めて空を撮っていた。飛行機雲が綺麗だった。これだけで来て良かったなぁなんて思っていた。

 

参ったなぁと思いながら日没まで粘ってようやくまあまあ綺麗かなというのが撮れました。

凪いでいる潮溜まりはもう地面が半分出てきているようなところだったのでめちゃくちゃ綺麗というわけではないけれど、これはこれでいいか。被写体は知らん人が写り込んでるだけです。今度はもっと綺麗な時に来たいですね。でも綺麗だった。

 

帰りは疲れていたのでもう奮発してバスに乗ろうと思っていたのだけれど、バス停がすぐに見つからず、見つかった時にはちょうど出るところでした……。

これが終バスだったので同じ道をまた歩いて帰りましたとさ。おしまい。

 

香川に行ったので当然うどんを食べているわけですが、目的ではなかったので軽く載せるだけにしておきます。

 

1日目

一軒目 なかむらうどん

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二軒目 歩

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2日目

一軒目 松下製麺

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二軒目 清水屋

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徹夜明けで旅立ったので体調が悪く、これくらいしか食えませんでした。