思い出の向こう側

好きなものや思い出について書いたりしています

思い出

京都の思い出の店

京都思い出の場所を振り返ります。とりあえず飲食店編。 京都に住んでいる中でよく通った飲食店は本当にたくさんあって、全部を書き切れるわけではないんだけれど、特に思い出と結びついている店、お気に入りの店を書いていく。なのでここに書いていないとこ…

2022

2022年を振り返るブログです。 今年はなんだか過ぎるのがとても早かった。いつの間にか一年が経っていた、そんな印象。 1月 どんなだったか全然思い出せない。おそらく前年12月の続きで、沈んだ心を抱えていたような気がする。でも「冬来たりならば春遠から…

豆腐

好きなものについて書くやつです。今回は豆腐。 私は豆腐が好きだ。うどんほどではないし、ラーメンやトンカツにもまあ負けるけど、好きなのは好き。好きな食べ物は?と聞かれた時に、頭に思い浮かぶもののうちの一つ。 だけど、子供の頃からずっと好きかと…

私は一本の傘をずっと愛用している。赤い傘である。 ずっと、がどれくらいずっとかと言うと、中学から高校に上がる頃からである。壊れたり失くしたりして何度か買い替えているから、厳密には一本ではない。だけどずっと同じものを買っている。こだわりのよう…

Love is Gone

今回は、ある1人の、私にとってとても大切な人について書きます。 とはいっても別に恋人とかではない。アイドルだった人。そして私にとってはアイドル以上の存在だった人。 正直、これを書いていいのかには迷いがある。書いている今も迷っている。今はもう一…

あの日

あれからもう11年になる。 何かを覚えているようで何も覚えていない。 当時は中学3年生で、ブログやTwitterはおろか日記を書く習慣もなかったから、その時のことを書き残したものが何もない。何を見たのか、何を感じたのか、何を思ったのか、どんな日々を過…

「ふ」という食べ物をご存知だろうか。 そう、「ふ」である。 「麩」ではない。「ふ」である。 この「ふ」を私はとても愛している。 「ふ」。パッケージに大きく「ふ」と書いてあるのが特徴的な、ヤマザキ製パンが販売している洋菓子である。それで私はこれ…

野蒜駅

東日本大震災から10年が経った。もう少しで11年になる。 記憶は薄れていく。あれから流れた時間を思う時、その感覚は不明瞭だ。もう10年か、まだ10年か。10年という時間の長さがわからなくなる。ひと昔前のような、つい最近のような……。冷静に年を数えていけ…

高橋優

11/23。びわ湖ホールで行われた高橋優のライブに行ってきました。 高橋優。 このブログでも何回か書いたけど、割と好きな歌手で、「明日はきっといい日になる」「靴紐」「花のように」「素晴らしき日常」「誰もいない台所」「福笑い」とかが好き。ただ、ベス…

好きな色

子供の頃、友達とかから好きな色を訊かれることが稀によくあった。好きな色、みたいなどこか純粋で素朴なものが話題になることが多かったあの頃。そういうものしか知らなかった頃、と言えるかもしれない。 大人になった今となっては訊かれることなんてないけ…

父ちゃん

私は父親のことを「父ちゃん」と呼んでいる。漢字で書くと読みがちょっと怪しいかもしれないな、と書いていて気づいた。「とうちゃん」です。 いつ頃からだったかはもう忘れた。小さい頃は普通に「お父さん」だったような気がする。多分小学校中学年から高学…

言葉

今、心が重たい。 理由はなんとなくわかっていて、仕事のこともあるし、心にさざなみが残るような出来事がいくつかあったりしたからだと思う。私はあまり強い人間ではないので、ちょっとのことでもなんだかしんどくなっちゃったりする。特にいくつか重なった…

ZARDを喪ったと初めて感じた日

今日5月27日はZARD・坂井泉水さんの命日です。 もう14年も前なんですね。遠い過去。 当時、亡くなったというニュースを見たことは覚えている。だけどその頃はファンになっていないどころか存在をほとんど知らなかったくらいだったので、そこまでショックを受…

思い出の曲

思い出と、その時に聴いていた音楽とがリンクしていることがある。 ある曲を聴くとあの頃のことを思い出すとか。逆に、ある情景を思い起こすと頭の中であの頃の曲が流れ出すとか。 一般的なことで言えば、失恋の時に聴いていた曲だとか、青春を思い出す曲だ…

故郷

故郷。 僕は東京の郊外、小平市で生まれ、育った。 小平は、市が”都会から一番近いプチ田舎”を標榜しているくらいの田舎。 なんなら市は”プチ田舎”を商標登録しているらしい。謎。 だけど、本当の田舎というわけでもない。山があるわけでもないし、川もない…

昔のお話

中学受験をした頃のお話。 だけど記憶が曖昧な部分もある。だからこの話はフィクションです。 僕が中学受験をしようと決めたのは、小学5年生の頃だった。多分一学期か、その前の春休みだったか。 理由は単純で、将棋部のある中学に行きたかったから。僕は3、…

記憶

私には幼い頃の記憶があまりない。 親が撮ってくれていたビデオや写真は沢山残っている。 だけどそれは記録であって、記憶ではない。 記録を見てこんなことがあったんだというのを何回も認識するうちに、それがあたかもずっと覚えていた記憶であるかのように…

小説を読まなくなった話

もう長いこと小説を読んでいない。ような気がしただけでよく考えてみたら年1,2冊は読んでいた。しかし誤差の範囲だ。 昔はたくさん読んでいたのを思い出す。小学生の頃は一番読んでた時期で、5,6年生の頃は多い時で一日一冊ペースで最低でも週二冊くらいは読…

お好み焼きパン

小さい頃の話。 日曜日には午前中家族でお出かけをして、帰りに駅のショッピングセンターに寄ってその中にあるパン屋さんでみんなそれぞれ好きなパンを買い、帰って家で食べるということがよくあった。ありふれた街のありふれたパン屋さん。特別美味しかった…