思い出の向こう側

好きなものや思い出について書いたりしています

2021-01-01から1年間の記事一覧

生まれたままで

”大事なものが少ない方が楽だと思う”という歌詞がある。 この言葉が私は好きだ。 そしてずっと胸に抱えてきた。 出会いの数だけ別れがある。大事なものが増えれば増えるほど、いつかやってくる別れが増える。そして大事になっていけばいくほど、つきまとうそ…

想い出はモノクローム

昨日が終わって今日が来て。 また日常の中へと溶け込んでいく。 もう、昨日の記憶が薄くなっていく。あんなに鮮やかだったはずの風景や匂いや音、そして冷たさまでもが、少しずつ思い出せなくなっていく。あれほどまでの大きな感情の動きが、今は嘘のように…

花束を君に

こういう時、誰かの言葉で語ることは違うとも思う。 自分の言葉で思い出や感情を語らないといけない。他の誰でもない自分が。 忘れないうちに。記憶が、思い出が、まだ鮮やかであるうちに。 でもできない。今度手紙でも書こうかな。届かない手紙を。それだっ…

いつだって

今、この時、何を書くか。 正直に言えば、書けない。もう少し時間が必要だ。全て終わってからじゃないと無理だ。 だけど、結局のところ書かないような気がする。書くという行為は、おそらく個人の営みとして必要なプロセスだと思う。けれども、それを公の場…

プレイリスト

音楽を聴くとき、色々な聴き方があると思うのだけれど、その中の一つにプレイリストを作って聴くという行為がある。 あれが私にとっては結構難しいな、と感じていた。曲を選ぶことはできても、その順番に意味を持たせて並び替えるということが難しい。私はプ…

高橋優

11/23。びわ湖ホールで行われた高橋優のライブに行ってきました。 高橋優。 このブログでも何回か書いたけど、割と好きな歌手で、「明日はきっといい日になる」「靴紐」「花のように」「素晴らしき日常」「誰もいない台所」「福笑い」とかが好き。ただ、ベス…

停止

11月ももう半ばを過ぎた。 何か書こうと思っていたけれど、書けない。 心と体が書くことを拒否しているような感覚がある。 思考と感情が停止してしまっている。何もない。ただ生きるだけ。 会社に行くことも当初はすごく嫌々というか、行きたくねぇなぁと思…

好きな色

子供の頃、友達とかから好きな色を訊かれることが稀によくあった。好きな色、みたいなどこか純粋で素朴なものが話題になることが多かったあの頃。そういうものしか知らなかった頃、と言えるかもしれない。 大人になった今となっては訊かれることなんてないけ…

映画「サマーフィルムにのって」

とても久しぶりに映画を観ました。 とはいっても、観たのは9/1なのでもう二ヶ月近く前のこと。書いておこうと思っていたのに、ズルズルと延ばしてきてしまった。 「サマーフィルムにのって」。 2021年8月6日に公開された、高校生が時代劇の映画を作るという…

aikoのライブに行ってきました

10/12。 大阪のフェスティバルホールで行われたaiko Live Tour「Love Like Pop vol.22」に参加しました。 aiko。 正直に言えば、そんなに好きな歌手ではなかった。過去形だけど。 中高生の頃はあの歌声があまり好みではなかった。あの頃は透き通った歌声(ZAR…

久々

10/1。 久しぶりにライブを見に行った。 最後に行ったのは2020年2月26日の中島みゆきだったので、1年と7ヶ月ぶりである。 大学に入って初めてライブに行ってからは毎月のように何かしらのライブを見に行っていて、一番間隔が空いた時でさえ3ヶ月とかだったの…

なんでもいいや

この前に書いた記事がトップにあるとなんだか挫けそうな気分になるので、何か明るいことを書いて上書きしていこうと思う。ああいう気分でずっといるわけでもないし。 いや特に書くことはないんですけどね。ちゃっちゃと寝たい気分でもあるので軽くさっさと書…

弱音

色々と弱気が顔を覗かせる日々。 弱音を吐き出しておきたいというか、吐き出しておかないと潰れてしまうような気がするのでなにかを書いておきます。愚痴のようなもの。 仕事。 向いてないなぁって思う日々。 仕事の内容的には楽しい部分だってもちろんある…

10年越しの夢

ZARDには、幻の曲と呼ばれていた曲がある。 その曲は、『約束のない恋』。 この曲はアルバムに収録されていないどころか、シングルのカップリングにも入っていない。プレミアムボックスという、ZARDの全シングルを集めたセットの特典のみに収録されている。…

自分

私はすごく自己中心的な人間である。 あまり他者のことを考えられない。思考の中心にあるのはいつも自分自身のことで、思考はずっと内側に向いている。いつだって自分のことを考えている。他者に興味がなく、自分にしか興味がないとさえ思う。 ただ、これは…

父ちゃん

私は父親のことを「父ちゃん」と呼んでいる。漢字で書くと読みがちょっと怪しいかもしれないな、と書いていて気づいた。「とうちゃん」です。 いつ頃からだったかはもう忘れた。小さい頃は普通に「お父さん」だったような気がする。多分小学校中学年から高学…

空も飛べるはず

先日、初めてスカイダイビングを体験してきました。 そもそもなぜ飛ぼうと思ったのか。 きっかけは6月の上旬、とあるテレビ番組でスカイダイビングをやっているのを見たからだった。 その時、自分の中に「空を飛んでみたい」という衝動を見つけた。それまで…

何について書く?

最近の悩みの一つに、書けることがあまりないというのがある。 今まで私はただ思いつくままに書いてきた。自分の思考や感情や思い出のような書き留めておかなければふっと忘れてしまうようなものに対して、失いたくないなと思った時が私にとっての「書く」時…

歌と音楽

私は音楽を聴くのが好きだ。 だけど、音楽というより歌が好きなんじゃないか、と思う。 音楽を聴くと言っても、普段聴いているのはJ-POPが殆ど。洋楽はほぼ聴かないし、クラシックやジャズなどのように歌が入っていない音楽も聴かない。嫌いというわけでもな…

何かを吐き出しておかないと眠れないような、そんな夜が続いている。落ち着かなくて、鼓動が少し早くて。 もう寝なきゃいけない時間。 23時に寝てしまえば翌朝がとても楽で、24時だとギリセーフで、25時はしんどくて、それ以降はギルティーだって最近なんと…

僕が僕であるために

自分が自分であることを失わずに生きられたら、あとはなんでもいいよ。 そんなことを思っている。 それだけ。それだけなんだけど、そんなに簡単でもないと感じている。 忙しなくすぎていく日々に追われ、いつしか見失ってしまうことなんて多分よくあることで…

真っ直ぐ

私は真っ直ぐに憧れている。 自分にないものだからかもしれない。 そんなことを意識しだしたのはつい最近のこと。だけど、ずっと前から、その憧れは持っていたもののような気がする。 思い返してみると、好きで何度も読み返したりする小説や漫画はなんだかど…

故郷と人

前に、私には故郷がない、と書いたことがある。 その気持ちは今でもあまり変わらない。今住んでいるこの伏見の街も、やはり故郷にはなりそうもない。 なぜ”ない”と感じてしまうのだろう。 それはその街に住む人々とのつながりが希薄だからなんじゃないか、と…

言葉

今、心が重たい。 理由はなんとなくわかっていて、仕事のこともあるし、心にさざなみが残るような出来事がいくつかあったりしたからだと思う。私はあまり強い人間ではないので、ちょっとのことでもなんだかしんどくなっちゃったりする。特にいくつか重なった…

NEW FOLK

6月になりました。 書きたいことはいくつかあるんだけど、日々の生活に追われる中でなかなか書く気持ちに入れないでいる。生活には少しずつ慣れてきたから、余裕は多分ある。だけど書けないでいるのだから余裕がないのかもしれない。 ちゃんと書こうとすると…

ZARDを喪ったと初めて感じた日

今日5月27日はZARD・坂井泉水さんの命日です。 もう14年も前なんですね。遠い過去。 当時、亡くなったというニュースを見たことは覚えている。だけどその頃はファンになっていないどころか存在をほとんど知らなかったくらいだったので、そこまでショックを受…

はじまりはいつも雨

梅雨入りしちゃいましたね。今年の西日本は異常な早さだったらしく、近畿では平年より21日早いらしいです。すごい。過去最速を6日も更新したとか。異常。 梅雨になると当然のことながら雨が多く、自転車で出勤している私にとっては憂鬱な日々の始まりです。…

眠りましょう

なんだか眠れない日。理由はあるようでないようでわからない。そういうものだ。 こういう日は今までにも沢山あった。これまでなら、まあ寝なくてもいいかと思って夜更かしして徹夜しちゃったりしてたんだけど、今はそうもいかない。こうしている間にも時間は…

修行

夢。 なんか前に書きましたね。「私には夢がない」って。 書いたのは2020年9月。就活がうまくいっていなくて、未来に希望もなかった頃の話。どんな未来が待っているのかを全く想像できなかった頃だった。思い描くどの未来も私には用意されていないような感覚…

中島みゆきのオススメ曲

ただただ好きなものについて書くやつです。 今回は中島みゆきについて。この曲は聴いてほしい、と思う曲を書いていきます。 その中でもあまりにも有名な曲たち(ファイト!・空と君のあいだに・糸・誕生・宙船・銀の龍の背に乗って)は今回省きました。みん…