思い出の向こう側

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久々

10/1。

久しぶりにライブを見に行った。

最後に行ったのは2020年2月26日の中島みゆきだったので、1年と7ヶ月ぶりである。

大学に入って初めてライブに行ってからは毎月のように何かしらのライブを見に行っていて、一番間隔が空いた時でさえ3ヶ月とかだったので、こんなに長いことライブに行かないというのは考えられないことだった。しょうがないことですけどね。でもとても長かった。

 

今回行ったのは大阪のumeda TRADで行われた関取花のライブだった。

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関取花はこのブログでも何回か書いたくらいには結構好きで、だけどライブに行くほどかと言われると……というくらいだったのだけれど、あまりにもライブに飢えていたので思い切って申し込んでみたらチケットが取れてしまった。

開場18時・開演19時だったのだけれど、金曜日なので当然仕事があり、定時まで働くと開場に間に合わない。全席自由で整理番号が一桁だったから開場に間に合わせたくて、時間有給を1時間取った。

で、仕事を終えて大阪へ向かった。開場時間にも間に合い、意気揚々と入場を待っていたのだけれど、ここで衝撃の事実が発覚した。整理番号にはもう一種類、アルファベットのAがついたもの(A1とかA30とか)があり、そちらが先に呼ばれるとのこと。最速先行でチケットを当てていた人たち用の番号のようである。

私はその後のローチケの受付で申し込んでいたので、持っていたのは無印の番号だった。次々とAのつく番号が呼ばれていく。A30くらいまでで済むのかな、と思っていたけれど、ずっと呼び出しが続き、結局Aの100くらいまでが呼ばれた。その間ずっと待ちぼうけである。これなら有給取らんでも良かったんじゃないか、とも思った。

Aの呼び出しが終わって入場でき、大体真ん中くらいの席を確保した。とはいってもそんなに大きくないライブハウスなのでだいぶ近い。ワクワクが募る。

 

そしてライブが幕を開けた。

今回のツアーは二部構成で、前半は弾き語り、後半でバンド編成となる。

 

正直私は全曲を聴き込んでいるようなファンではなかったので、知らない曲も結構多かった。弾き語りの曲は特に。その中では「10月のあなた」「はつ恋」はいいなぁと思いながら聴いていた。前半は割と静かに聴く感じだった。まあ弾き語りですしね。

 

後半になりバンド演奏が始まるとライブって感じが強くなり、心が躍る。随分前には馴染みだった感覚が呼び戻される。音に身を任せる感覚。楽しい。このご時世なのでまだ声は出せないのは寂しいけれど、手拍子はできるし、体を揺らしたり足踏みでリズムに乗ることもできる。それだけでとても楽しい。

「ふたりのサンセット」「街は薄紅色」「それでもいいならくれてやる」「黄金の海で逢えたなら」「恋の穴」あたりは本当に楽しかった。「君の住む街」「太陽の君に」「新しい花」「美しいひと」「もしも僕に」はお気に入りの曲だったからライブで聴けて感動というか、グッとくるものがあって聴き入っていた。

全体的にバンド編成の時の方が良かったな。前半では弾き語りだからステージ上には関取花さん1人だけで、それも良かったのだけれど、後半でバンドメンバーとともに音を奏でている姿の方が素敵に見えた。そう思えたくらいには素敵なカンパニーだった。なんて言うんでしょうね、4人の信頼関係とか、音を合わせる楽しさとかそういうものが溢れていたからなのかな。

 

贅沢を言うなら、「朝」「はじまりの時」「逃避行」はとても好きだったので聴きたかったけれど、まあしょうがないですね。

 

ともあれ、久しぶりのライブはとても楽しくて、行ってよかったなぁという思いと、また行きたいなぁという思いで満たされた。これからも気軽に色々なライブに申し込んでみようと思っています。やっぱりライブは最高。