思い出の向こう側

好きなものや思い出について書いたりしています

家主のライブ

6/15。

高松のTOONICEで行われた家主のライブツアーに参加してきました。

 

家主が高松に来る。こんなに素晴らしいことはない。聞けば四国初上陸らしく、よくぞこのタイミングで……!となった。

 

この日は一緒に見る友達と昼からうどん巡り。県外から来る人をどこのうどん屋に連れて行くかはいつも悩むのだけれど、今回はまずはがもうから。

着いたのが11時くらいで、駐車場には本日完売の文字。マジ?でもまだ列は普通にあり、最後尾も普通。なんか売り切れている気がしないのでとりあえず並んだところ、やはり普通に列が進むので、あの看板は一体なんだったんだろう。

30分くらい並んで食べたがもうのうどんはやはり絶品でした。いや、美味いね。

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その後高松へ移動し、竹清へ。並んでいたら、直後に並んでた方から「ライブ行かれるんですか?」と声をかけられ、びっくりして話を聴くとその方も家主のライブに行くとのことだった。こちらのTシャツを見てもしやって思ったらしい。京都から来たって聞いてさらにびっくり。2年前に私が行った大阪や京都のライブにも居たそうなので、気づかないだけで色々なところですれ違っていたんだろうなぁ。なんか嬉しかったな。

竹清はいつも通り。旨かったです。

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その後は栗林公園に行ったりカフェで時間を潰したりして、いよいよライブへ。

 

整理番号が若かったので最前をゲット。家主のライブは結構最前で見ることが多く、すごい贅沢だなーと毎回思う。

今回のゲストはSummer Eye。あまりよく知らなかった(本名は夏目さんなんだろうなと思って調べたら本当に夏目さんだったとか、元シャムキャッツだとかくらいしか知識がない)が、想像の数倍やばい人だった。もう最初から大暴れで、客席の中に乗り込んで行ってパイプ椅子の上で踊っていた。

あと歌う時めっちゃ近くて、私にほぼほぼ顔がくっつきそうなところで結構長い間歌っていた。ファンの人なら多分大興奮な状況なんだろうと思いつつ、私にとってはただ知らんおっさんがすげー近距離で歌ってるっていうだけだったな。でもおっさんの汗はめっちゃ綺麗だった、あとよくわからんけど色っぽいなと思った。自由な人だなー、頭のネジ4本くらい飛ばしてそうだなー(褒めてる)なんて思って見ていた。曲に関してはろくに覚えていないけれど、楽しかったな。

 

そして家主なんですが、まあ最高でしたね。今回の新譜『石のような自由』を中心に過去曲も代表曲を散りばめてって感じですごく充実したセトリでした。

新譜に関しては前書いたけど、このアルバムが好きすぎるので今回めっちゃ楽しかったな。

 

以下ネタバレを含みます。

「Cheater」「茗荷谷」「家主のテーマ」というライブ鉄板曲から始まってぶち上げ。「ここが僕のユートピア」で始まるのがいいっすね。「茗荷谷」は本当に好き。

その後新譜の曲が続く。「きかいにおまかせ」やっぱ好きだったなー。「部会」「ひとりとひとり」「オープンエンド」あたりの充実感も良かった。

新譜コーナーの後、「お湯の中のナイフ」「生活の礎」と大好きな曲が続く。「生活の礎」は本当にいい。「ああ浦和は雨の予報だ」というフレーズがこんなにかっこいいなんて。

続いて「久しぶりにやります」って言って始まった「老年の幻想」で私はもうダメだった。この曲はアルバム『DOOM』の曲で、そのアルバムを引っ提げた2年前のツアーの大阪・京都どちらでもやってくれなかった、私にとっての幻の曲。そしてすごく好きな曲。このタイミングで聴けるなんて思ってなかった。あまりにも嬉しすぎる。「あの世へゆきます いつかはゆきます 一人でゆくので 誰にも心配かけないよ」

好きです。ぜひ聴いて。

 

その後も好きな曲たちが続く。定番になっているけど「それだけ」はやっぱり好きだな。

 

そして最後、畳み掛けるように「p.u.n.k」「NFP」「オープンカー」で本編終了。最高でしょ。「NFP」の「ハローハローハロー 揺れる心なら好きにさせとけよ パワーパワーパワー きっと新しい日々は僕らの涙 ハローハローハロー」を声を合わせて歌うのほんと大好き。

アンコールでは「free as a stone」「今日はひとりでいようね」。この終わり方もすごく素敵だったな。

本当に家主はかっこいい。かっこよすぎる。とても楽しい時間でした。また行きたいっすね。一緒に見に行った友達は家主のライブ初めてだったのだけれど、すごく楽しんでくれたみたいで本当に良かった。

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(追記):

ヤコブさんがMCで、初めてSummer Eyeとフェスで共演した時、前にいた3歳くらいの女の子がSummer Eye聴いて踊り狂っててすげーなって思ったって言ってて、すげーなって思った。

あとこのツアーでは台風クラブの山本啓太さんがカメラマンとして入っているのだけれど、山本さんは私が家主を知るきっかけになった人で。


このPVの監督が山本さんで、田中ヤコブ「今は今を生きるとき」と家主「ひとりとひとり」が挿入歌として使われていた(予告編では「今は今を生きるとき」だけだけど)。

これを見て、あ、流れている曲好きだなーと思って聴き始めたのが家主との出会いだった。だからそんなきっかけを作ってくれた人と、友達を挟んで横で家主のライブを見ているっていう、その状況がなんだかとても嬉しかったのでした。