思い出の向こう側

好きなものや思い出について書いたりしています

今は走り出すとき

暗いことしか書けない時期がきてしまっている。

こればかりは試験が近づいているからしょうがないことではあるんだけど、にしても暗い。心がどうにも落ち着かず、いまいち集中できない。エナジードリンクやコーヒーの摂取量が増え、その結果夜なかなか眠れず、心と体が休まらないまま仕事に行くという悪循環を繰り返している。深呼吸をする回数が増えていて、それはつまり呼吸の浅い状態が続いているということでもある。

このままではダメなのでなんとか切り替えて頑張りたい。だからある種の決意表明として、少し前向きに書いてみる。

 

もうあと1ヶ月と少し先まで試験は迫っていて、大丈夫と言えるほどの自信は当然なく、ただどうしようもないほどでもないだろうという根拠のない自信はある。これを根拠のあるものに変えていけたら、きっともっと楽になって、勉強も進み、合格に近づいていける気がする。

ひとまず過去問を総ざらいして、手応えを掴むところから始める。今までは基礎的な勉強を中心にやっていたけれど、終わりが見えないのと、完璧を求めてしまう癖で不安と焦りを増幅させてしまっていた。もちろん基礎はまだまだ詰め込まなくてはいけないんだけど、より実践的なところに目を向けてやっていったほうがいい時期にきている。もう時間はない。試験は別に100点を取る必要はないのだから、ある程度の開き直りと取捨選択が大事になってくるはず。

 

そういえば会社での人事評価でも、考えすぎる部分があることを指摘された。丁寧なのはいいことだけれどスピードも大事、と。

仕事の場でのその指摘は正直腑に落ちない部分もある。他の人たちが突っ走っているところを丁寧に修正する役割も多分大切で、それを引き受ける人間も必要だろう、と。品質に関わる部署なら特にそうだろうと思うのだけれど、そこを軽んじられている気がして、少しなんだかなぁと思う。本来はそれをやるのが管理職とかの仕事のはずなんだけど、本当にできてる?っていつも思っている。

ただそれはそれとして、自分自身を振り返るとその通りだと思う。考えすぎてしまう。ウダウダと考えて体を動かせない癖は昔からずっとだ。でも、その癖を意識できるようになったんだから変えていけるような気もしている。

 

まず体を、手を動かしていく。不安に苛まれている暇はなく、没頭してやっていかなければいけない。考えるな。

立ち止まり、ゆっくり考えて、そしてずっと考える。そうやって今の私は作られてきた。その今までの私を信頼してもいいんじゃないか、とふと思う。

十分考えてきたはずだ。今なら考えずに走り出したとしても、過去に考えてきたことが助けてくれるだろう。蓄えてきたエネルギーを解放する時がきている。大丈夫。きっと走り抜ける。

 

会社のことは今は知ったこっちゃない。業務は業務として粛々と頑張るけど、それ以上のことはこの期間はやらないことに決めた。心的リソースを仕事に注いでいる場合ではない。余計なことは考えない。

今いろいろと問題が起きていて、解決に向けて私もいろいろ頑張らなきゃいけないのかな、と思ったりもしていたけれど、よく考えたらそれは管理職というか、上の仕事だ。私はただの3年目の平社員で、しかももうすぐ辞めるつもり。やっぱり知ったこっちゃないわ。

仕事のことではもう心を動かさない。決めた。これは断固とした決心で、絶対に守る。その代わり、試験が終わったらちゃんと頑張る。そうやって私の心を守っていく。会社で何が起きようと、何と言われようと、試験までは絶対に守る。自己中でいよう。

 

あと1ヶ月と少し。死に物狂いで頑張ります。走れ。考えるな。立ち止まるな。