大学院に合格したため、今いる会社は年内いっぱいで辞めるつもりでいる。残りの出社日数を数えたらもうあと53日だった。多いような、少ないような……。いずれにせよ、もうカウントダウンが始まってしまっている。今抱えている仕事とか、引き継ぎとか、色々考え出すともうあまり残っていないのかもしれない。何も考えずに日々を過ごしていたらあっという間に終わってしまいそうだ。
基本的に属人的な仕事にならないようにと気をつけていたつもりで、それを意識して後輩にも教えてきたつもり。後輩たちは優秀で、同時期の私よりもよっぽど仕事ができる。きっと大丈夫。私がいなくなったって仕事が回ることは知っている。
そもそも2年半しか働いていないわけだから、そんなに私の穴は大きくない。それ自体は少し寂しいというか、自分がこの仕事をしていた日々が消え去ってしまいそうで、なんだか切ない。
とはいえ、人が一人いなくなるというのは、労働力の面で言えばそれは流石に多少は大変なことなはずだ。色々あったからそもそも大変な状況だったのに、そこからさらに一人消えるので、申し訳なさはやっぱりある。だからこそ、後輩たちの今後が楽になるように何かしらを残さないといけないと思う。
9/17。
スピッツのライブイベント、「ロックロックこんにちは」を見に大阪城ホールに行ってきました。
出演者は、緑黄色社会、秦基博、ORANGE RANGE、そしてスピッツ。25回目の開催ということでなんとも豪華。
友達が去年に引き続き当ててくれたから行けたわけで、大感謝。それもアリーナ席だったのですごく有難い。まあ大学院に受かってる状況で見たかったみたいな贅沢はありますが（最後の合格発表前だったのでちょっとブルーだった）。
元々は「Mela!」とか「キャラクター」とかしか知らない状態だったので、なんかキャピキャピした感じのバンドだなぁと思って敬遠していた。このライブに行くことになって、予習しておくかなぁと聴いてみたらとても良くってびっくりした。イメージをいい意味で裏切られたというか、もっと落ち着いた曲の多いバンドで、内省的な面もあって好きでした。「うそつき」とか「Starry Drama」とか「真夜中ドライブ」とかが特に好き。
ライブもとても良かった。
「Shout Baby」で引き込まれ、「sabotage」で盛り上がり、「マジックアワー」でもう一度しっとり。さらに「陽はまた昇るから」「想い人」「あうん」とメリハリの効いたセトリで飽きさせないのも良い。引き出しの多いバンドだなぁと思いながら聴いていた。
そして「サマータイムシンデレラ」「Mela!」「キャラクター」と畳み掛けて終わり。いやー楽しかったですね。何より歌が格別に上手い。
良すぎたので幕間の時間にツアー申し込んじゃった。無事当たってたので年明けにまたライブ行ってきます。
秦基博。
元々そこそこ好きで、いつかライブ行ってみたいなと思っていた。「アイ」「鱗（うろこ）」「Girl」など、有名な曲ではあるけれどとても好きだった。
Overtureに合わせて観客が一斉に立ち上がってたんだけれど、ステージに現れた秦さんが「立ってくれたところ悪いんだけど、弾き語りなんでどうぞ座って」みたいな感じでひと笑い。その後もちょくちょく自虐的なMCが面白かった。
「ひまわりの約束」で始まり、「泣き笑いのエピソード」や「鱗（うろこ）」など。良かったけれど、喉が本調子じゃなかったっぽくって、そこは残念というか心配というか。まあもう一回見たいですね。
世代ではあるけれどそんなにちゃんと聴いたことはなくて、ただまあ有名な曲なら大体は聴いたことあるだろうし予習せずに臨んだ。
しっかしまあ、楽しかったですね。なんも考えずにひたすら踊ってノレるのはすごい。「以心伝心」「ロコローション」で始まってブチ上がったあと、「フェスだと「以心伝心」とか「ロコローション」とかは盛り上がってくれるけど、新曲やるとシーンってなっちゃうんですよね、でもこの会場の皆さんは盛り上がってくれますよね？」みたいなMCでちゃんと盛り上げてからの新曲「解放カーニバル」。普通に割と好きな曲だった。
そんなこんなで盛り上がり系の曲を続けた後に、「花」。いやー良い。
そして「上海ハニー」「イケナイ太陽」「キリキリマイ」で終了。なんかORANGE RANGEのイメージが変わったというか、もっと普通に聴いてみても良いなという気持ちになった。
最後にスピッツ。
何から語るべきかわからないが、ただただ最高だった。全曲ちゃんと聴いているような熱心なファンではないので、知らない曲もあり、特に最初の3曲「バニーガール」「海とピンク」「ハチの針」はちゃんと聴いたことがなかったと思う。まあ好きでしたけどね。特に「バニーガール」は良かった。
「スターゲイザー」。好き。来て良かったと思った瞬間その1。
「魔法の言葉」。好き。その2。
そしてロックロック恒例のカバー曲は、藤井風の「きらり」。好き。その3。
「美しい鰭」「三日月ロック その3」に続いて、「トンガリ'95」。好き。その4。
「8823」からの「ビギナー」。その5。
アンコールは「アケホノ」。初めて聴いたけど好きでした。そして「愛のしるし」で締め。これもまた好きですねぇ……。
好きな曲ばかりで、楽しくて、特に聴きたいと思っていた「トンガリ'95」だったり「スターゲイザー」あたりを聴けたのが良かった。
もう本当に大満足なライブで、本当に楽しかった。その後の友達との飲みも含めていい1日でした。
