体調が戻らない。
1週間ほど風邪をひいている。会社は1日だけ休み、あとはずっと風邪薬を飲みながら働いていた。コロナである可能性を否定できるわけでもないし、本当はもっとちゃんと休んだほうが良いのだろうけれど、今はあまり休みたくないのと、熱もほぼなく働けるくらいには元気なので出社してしまっていた。ただ鼻水は止まらず、喉の違和感もずっとある。鼻セレブ1箱が1週間持たなかった。
栄養のありそうなものを食べ、加湿器をつけて暖かくして早く寝るようにしているのだけれど、良くはなっているものの全然治らない。
今も布団の中でこれを書いている。寝汗でぐっしょりになるたび、この寝汗の分だけ体が戦っていて、だからきっと治るんだと思いながらの1週間で、それでもまだ戦いが終わらない。
いつもの季節性の風邪だろうと思っていたけれど、花粉症とかそういうものの可能性もあるんだろうか。だとしたら治療法を間違えてるわけで、なんだか救われないな。
毎年のようにこの季節に体調を悪くしていて我ながら呆れてしまう。急激な気温変化に体がついていけないのはもちろん、1日1日変わっていく季節に対応するだけの細やかさを持ち合わせていないから、結果として体が悲鳴をあげてしまう。本当に春と秋は好きじゃない。もっと穏やかにいてほしいのに、なんでこんなに急なんだ。
こんなんで来年からやっていけるのだろうか、と不安になる。知り合いも全然いない土地に引っ越し、社会人から学生に戻るという急激な変化は、体調を悪くする気がしてならない。そうでなくても心に負担がかかる道を進むというのに、体にも負担がかかるような生き方になってしまっては私は持たない気がする。
今からできることは、多分体を鍛えてもっと丈夫にしておくこと。多少のしんどさを跳ね返せるだけの丈夫さは今のうちに用意しておくべきもので、それはもしかしたら小手先の勉強なんかよりも遥かに役立つことかもしれない。心を鍛えるのは大学院で学ぶ中でできることだと思うけれど、体は自分でなんとかするしかないのだから。
最近はいつも体調が悪そうなブログしか書けていない気がする。好きなこと、楽しいことについて書きたいのにな。ライブ以外の楽しいこと、本当はもっと書きたい。日常の中で楽しさを見つける力が今はなくなっている。何も思い出せない日々が続いていて、そのことがなんだか悲しい。金木犀の香りがしたとか、葉が少しずつ色づいてきたとか、誰かとしょうもない話をして笑い合ったりとか、仕事をちょっとでも良くできたりとか、そういう細やかな幸せをちゃんと拾い上げられるような人でいたい。
ひとまず早く治りますように。
