思い出の向こう側

好きなものや思い出について書いたりしています

4月

4月になりました。といってももう10日も経ってるけど。

 

新しい街での生活、そして社会人としての生活が始まりました。

 

街にはだいぶ慣れました。新居での暮らしにも。自分にも意外と適応能力があって、なんだかんだ慣れていくんだなぁというのを発見したり。案外大丈夫でした。今のところは、ですが。

 引っ越してからはあまり前の街に戻らないようにしようとしていた(線を一本引いてケジメをつけようとしていた)けれど(この気持ちに関しては前書きましたね)、

  何回か前の街へ戻ることがあって、その度に友達と会ったりしていて結局境目が曖昧になっちゃいました。でもそれで良かったのかもしれない。線を引こうとするのは多分私が持っている癖なのだけれど、果たしてその線は必要なのだろうか。引く必要なんてないんじゃないか、なんて思ったりもするのです。

だいたいね、京都を離れたくない気持ちがあったから京都で就職したわけで、わざわざ戻れない場所だなんて距離を取りすぎるのは自分に正直でないというか。筋が通っていないなぁとも思うわけです。

そういう自分を縛っていくものから解放されて自由に空を飛びたいという気持ちもあるし。もう少し自由でいいような気がします。だけど線を引きたがる自分もいるし、その気持ちもとてもわかる。線を引くことの必要性もわかる。

その狭間で今も揺らいでいます。難しいな。その按配が知りたいから、境界について考えたくなるのかもしれません。どこに線を引くのか、引かずに曖昧にしておくのか、濃淡はどうするのか……。ずっと考え続けるような気がします。

 

 

社会人生活に関しては、まだ研修が終わったぐらいのタイミングなので何か語れるようなものもないのだけれど、今のところはなんとか楽しみながらやっていけるような気がしています。まあこれはもう少し様子を見ないとわからないところかな。自分のキャラをどの程度出していくか、みたいなところもまだ探り探り。ちょっと今は猫を被ってる感じもある。難しいね。

来週から本格的に仕事に入っていくので、それがどうなるか……。不安半分、期待半分。今は期待の方が大きくなってきたかもしれない。それだけで一安心でもあります。とりあえず頑張ってみようと思えています。

 

 

大きく生活が変化したこの春。今のところは適応できているけれど、心と体が少し無理をしているのも感じています。適応するのにはとても体力がいるし。自分をちゃんと労りながら、頑張りすぎないように頑張っていこうと思います。