思い出の向こう側

好きなものや思い出について書いたりしています

2022-01-01から1年間の記事一覧

人間でいられる?

ここ数年、「人間でいるのをやめたくなる」時がたまに訪れている。 全てを投げ出してしまいたい衝動に似ているが、しかしイコールではないような感覚。 普段の私は一応人間でいることを保つべく、頑張って生きている。ちゃんとした人間でいられるようにと努…

帰れない一人

帰りたいという思いをずっと抱いて生きている。 朝の通勤中はもちろん、仕事をしている時もずっと、片隅には帰りたいという思いがある。なんなら朝起きた瞬間から帰りたい。家にいる時だって帰りたい。布団に寝転がっている今でさえ、帰りたい気持ちがある。…

一番きれいな色

5/22。 Mr.Childrenのライブを京セラドームで見てきました。 ミスチルはずっと好きなアーティストだった。狂信的にハマるほどではなかったけれど、割とよく聴いていた。 出会いがいつだったか、定かではない。J-POPを好んで聴くようになったのは中学に入って…

潮満ちぬ

CoccoのライブをZepp Nambaで見てきた。 2021年発表の『クチナシ』と、2022年発表の『プロム』を引っ提げて、コロナ禍以降の曲だけで構成されたライブだった。 最高だったんだけど、今日書きたいのはライブの振り返りではない。今日披露されたうちの一曲、『…

言葉がない

何も書けなくなってしまった。 前回の記事を書いてからというもの、どうにも書く気力が湧いてこない。燃え尽き症候群のような感じ。 このブログはそもそもあの記事を書くために作ったようなものだった。開設した3年前から、ずっと書こうと思っていたけれど書…

Love is Gone

今回は、ある1人の、私にとってとても大切な人について書きます。 とはいっても別に恋人とかではない。アイドルだった人。そして私にとってはアイドル以上の存在だった人。 正直、これを書いていいのかには迷いがある。書いている今も迷っている。今はもう一…

いつかわかる

子供の頃聴いていた時には良さがわからなかった曲が、今とても好きな曲として現れることがある。 歌手単位で、というのは結構ある。aikoとかもそうだったし。 だけど当時から好きな歌手なのに、その中で好みが変化する(ストライクゾーンが広くなる)という…

Sweet Days

ちゃんとしたブログを書くのには骨が折れる。自分と向き合わないといけないから。 疲れちゃうよね。 というわけでちょっと休憩して、好きなものについて語るやつをやります。 あまり周りにこれが好きという人もなく、私だけが、みたいな偏愛的に好きなものを…

さよなら 大好きな人

本当は今日、ちゃんとしたブログを書き上げようと思っていたのだけれど、もう間に合わない。 なのでちょっとだけ今の気持ちを書いておきます。ちゃんとしたブログはゆっくりと、でもちゃんと書きます。 あの頃あなたを通して見ていた夢は終着駅に。 私も自分…

桜が散る頃に

桜は散るから美しい。散っていくのが美しい。これは古くから言われていることである。 私も古来からの伝統に漏れず、散っていくのを見るのが好きだ。 もちろん満開の桜はとても美しい。だけど、その満開の桜が風に揺られ、耐えきれずに舞っていく花びらはさ…

四月の風

4月になっちゃいましたね。 早いもので働き始めてからもう1年。 色々なことがあって、大変だったりもしたけれど、なんとか1年を終えられたことは素直に自分を褒めておこうと思う。まあ仕事の出来は別に良くはないし、失敗もたくさんあるし、仕事をちゃんとや…

HSP

HSPという概念がある。 ”Highly Sensitive Person”ーー感受性が豊かとも言うが、いろいろなもの(例えば他人の言動)に対して、敏感に感じ取ってしまい疲れやすい人のことである。『繊細さん』などと言われることもある。 本屋などで心理学のコーナーに行く…

あの日

あれからもう11年になる。 何かを覚えているようで何も覚えていない。 当時は中学3年生で、ブログやTwitterはおろか日記を書く習慣もなかったから、その時のことを書き残したものが何もない。何を見たのか、何を感じたのか、何を思ったのか、どんな日々を過…

ありふれた言葉

今、きのこ帝国のアルバム『猫とアレルギー』を聴いている。 その中の一曲、『ありふれた言葉』が心にとても刺さった。刺さったので衝動で今ここで言葉に残しておきたくなった。 歌詞を引用しておく。 『ありふれた言葉』(きのこ帝国、作詞作曲佐藤千亜妃)…

きのこと羊

最近、よく羊文学を聴くようになった。 なんで聴くようになったんだっけな。多分最初に聴いたのはちょうど一年前くらい。Apple Musicのステーション機能を使って色々な曲を聴いていた。その時に初めて聴いてこの歌声いいな、と思ったのが吉澤嘉代子、羊文学…

DOOM

2/19、家主のライブを見に行ってきました。 家主。去年初めて知ったバンドで、田中ヤコブが率いている。前にもここで書いたことがある。 この家主の曲がとても好きで、去年出会ってからはずっと追いかけてきた。その家主がアルバム「DOOM」をリリースした。…

線路は続くよどこまでも

人生を線路に例えて、レールから外れてしまった、という言い方をすることがある。 私もどこかでレールを踏み外したというか、レールを真っ直ぐには走れなかったな、という思いがあった。 だけど今改めて振り返ってみた時、そんなにレールから外れてはいなか…

「ふ」という食べ物をご存知だろうか。 そう、「ふ」である。 「麩」ではない。「ふ」である。 この「ふ」を私はとても愛している。 「ふ」。パッケージに大きく「ふ」と書いてあるのが特徴的な、ヤマザキ製パンが販売している洋菓子である。それで私はこれ…

うすらい

2/6。ラッキーオールドサンのライブに行ってきました。 ラッキーオールドサンはこのブログでも何回か書いているけれど、去年すごく好きになった夫婦デュオ。歌声と、どこか退廃的なメロディーと、それらにあう素朴でありながら風が吹き抜けているような歌詞…

ZARD "What a beautiful memory ~軌跡~"

2/4、ZARDのライブ"What a beautiful memory ~軌跡~"を見に大阪国際会議場に行ってきました。 ZARDのライブを生で見るのは初めて。とはいっても坂井泉水さんはもういないから、ライブと言っていいのかはよくわからない。まあでもバンド演奏は生だし、ゲス…

心を開いて

”心を閉ざす”と言うとき、一般的には他者に対して自分を開示しない、という意味合いで使われる。他者に対して心を開かない、他者に心を許さない……というような。心に鍵をかけ、他人には踏み入らせないというイメージ。 自閉症って言葉の意味合いとも近いもの…

ZARDプレイリスト

ZARDでプレイリストを作ってみることにしました。 テーマは、「私が見たかったライブ」。もう永遠に見ることができないからこそ、作る意味があるような気がします。 1. マイ フレンド 2.眠れない夜を抱いて 3.DAN DAN 心魅かれてく 4.息もできない 5.MIND GA…

SOUL FIRE -GO LIVE, GO GREENS-

1/22。 神戸のワールド記念ホールで行われたライブイベント、「SOUL FIRE -GO LIVE, GO GREENS-」に行ってきました。 このイベントはGREENSというプロモーターの30周年を記念して行われたもの。本来であれば2020年に行うはずだったのが延期になり、この日に…

野蒜駅

東日本大震災から10年が経った。もう少しで11年になる。 記憶は薄れていく。あれから流れた時間を思う時、その感覚は不明瞭だ。もう10年か、まだ10年か。10年という時間の長さがわからなくなる。ひと昔前のような、つい最近のような……。冷静に年を数えていけ…

好きな言葉たち

好きな言葉はたくさんあるけれど、引き出しに眠っているものも多い。心を動かされ、覚えていようとした言葉たちが、いつの間にか見えなくなっていた。 その引き出しの中で埃をかぶってしまっていたものを取り出して整理しておくためにこれを書いていきます。…

2021

2021年を振り返るブログ。 2021のうちに書いておこうと思っていたけど、時間もないしまあ年が明けてからでいいか。一年前も年が明けてからだったし。 というわけで1月から。 1月 もはや何があったかを忘れた。新居探しをしてたっぽいですね。あの時もたくさ…